２０２３年７月９日に「７月診断士フォーラム」を開催しました。
今回は、日本政策金融公庫　融資第二課長　稲田真也様をお迎えし、「資本性ローンの活用について」と、有限会社ビクトレージ　代表取締役　江口義浩様をお迎えし、「経営改善計画におけるV字回復事例の紹介」の2部構成で、ご講演頂きました。
フォーラム参加者はリアル開催のみにも関わらず２７名の参加者が集うフォーラムとなりました。
第1部の「資本性ローンの活用について」では、新型コロナ融資の返済開始時期でもある現在の資金繰り対策のひとつとしてホットな話題であることから、講師の事例を加えての細やかなご説明を賜り、また、参加者からの多数の質疑・応答も加わり、有効な知識注入の時間となりました。
第２部の「 経営改善計画におけるV字回復事例の紹介」では、講師としてお招きした江口義浩様は、水産会社就職・百貨店食品部でバイヤー・商品開発の経験を積まれた後、自ら菓子販売店(現在は菓子製造販売業)を開業され、その後、二十数年間の中で「事業存続の危機」から債務超過脱却・好循環の資金繰りの状態へのV字回復・成長の過程を、自らの半生を回顧するがのごとく、その時期・その年の出来事・学びを具体的に交えてご講演頂きました。参加者からも共感の質疑・応答も加わり、有意義な時間となりました。
フォーラム委員会では、今後も診断士活動に役立つフォーラムを企画して参ります。
積極的なご参加をどうぞよろしくお願いいたします。